一揆生芝居(らいぶ)vol.2
上演:2003年3月2日(日) 会場:劇団一揆稽古場 |
公演後のごあいさつ
おかげさまで、122名という会場のキャパシティを軽く超える数のお客様にご来場頂き、盛大に終了いたしました。それぞれの団員日記で、とくに団長日記で詳しく触れられていますが、ひとりひとりの団員を始め、準備中に入団してくれた二人の新人、当日来てくださったお客様、来れなくてもチケットを買ってくださったり応援してくれるお客様、また陰ながら支えてくださった幾人もの方々の力により、今回のライブを素晴らしい形で成功させることができました。みなさまに心から感謝いたします。
本公演ではできないことをできる場が「ライブ」です。一揆の生の姿、公演だけでは見れない姿をお届けしたくて昨年の7月に行ったライブが成功に終わったことから、私たちは、新たな野望を持つようになりました。それが、「お客さんともっと仲良くなりたい」ということです。
狭い稽古場が会場のため、一番前のお客様には汗もつばも飛びかかります。それでも本公演のときは、「見る側」「演る側」という境界線が、床に貼られた黒布テープで仕切られただけにも関わらず、崩せないものとして感じられます。「この壁をどうにかして超えたい」、「もっとお客さんと仲良くなりたい」、「どんな形でもいい、一緒に一揆の芝居をつくりたい」…昨年末の団員全体ミーティングで飛び出した団員の思いから、今回のライブは始まりました。
そこには、「お客さんも団員と仲良くなりたがっているんだ」という、これまでのささやかな経験に裏付けられた確信もありました。
熱く狭い会場の中、文句も言わず座り続けてくださった方、最後部で立ち見で最後まで見てくださった方、シアターゲームに快く参加してくださった方、ひとり語りに拍手をくださった方、声を枯らしかけた「先生」におひねりを飛ばしてくださった方、婆の語りに涙してくださった方…皆さまに会えて本当に幸せなライブでした。
団員もひとりひとり、様々な想いを抱えながら当日を迎えました。それでも「やってよかった」、「頑張ってきてよかった」と感じていたことは、当日団員の顔を見た方には伝わっていることと思います。
らいぶ特報
らいぶ後“団員ひとり語り”シリーズ
…ライブを終えて…ひとりひとりの団員は何を感じているのでしょう。そっと聞いてみました。1.2003.3.06●野村昌弘『あきらめないことを、学んだ』
2.2003.3.06●山北エリカ『自らが感動して、踊ること!』
3.2003.3.08●如月未歩『じわじわ〜っと、自分を考える』
4.2003.3.08●熊一徹『次回ライブのとき、今までと、違う自分が。』
5.2003.3.08●紫竹真由『芝居をつくるのは、ホントにほんと〜に。』
らいぶ特報版“団員ひとり語り”シリーズ
…ドキドキ、ワクワク。ライブに向けての想いを語ります。1.2003.2.20●霜月あすか 『ライブ当日、わたしはどうなっているんだろう???』
2.2003.2.24●落合宏則 『人生初の試み』
3.2003.2.26●橋場輝 『バカ宣言』
4.2003.2.27●森下彰夫 『一揆は北海道の家』
5.2003.2.27●伽羅巴 『なりたい自分に』
“一揆劇場への道”シリーズ
1.2003.2.21●客席をつくろう!2.2003.2.24●幕を吊ろう!
3.2003.2.26●照明を仕込もう!
4.2003.3.01●走れ!制作チーム!
“舞台ができるまで”シリーズ
1.2003.2.21●「ソーラン節」大特訓!2.2003.2.24●「花」大特訓!
3.2003.3.01●「よさこい」大特訓!
キャスト&スタッフ
●キャストシアターゲーム▼橋場輝・田中章寛・紺屋友里・杉本響団員ひとり語り▼Tora・しょうこ 小芝居其の一「先生」▼橋場輝・野村昌弘 小芝居其の二「花道」▼橋田志乃舞・Tora・田中章寛・椎名結実・落合宏則・蛭田美幸・望月碧・霜月あすか・森下彰夫 エンディング〜祭の果て〜▼森下彰夫・如月未歩・橋本真美・紺屋友里・落合宏則 |
●スタッフ演出/サトウキイチ舞台監督/蛭田美幸 舞台装置/Tora・熊一徹 音響効果/紫竹真由・しょうこ・橋田志乃舞・サトウキイチ 照明/杉本響・落合宏則・橋本真美 衣裳メイク/しょうこ・霜月あすか・森下彰夫 小道具/紺屋友里・椎名結実 制作/望月碧・野村昌弘・如月未歩・橋場輝・しょうこ・石川寛人・橋本真美・椎名結実・田中章寛・Tora・紫竹真由・伽羅巴・笹山朱里 マネージャー/山北エリカ・望月碧・紺屋友里・如月未歩・橋本真美 監修/橋田志乃舞 |