一揆生芝居vol.2 らいぶ後“ひとり語り”シリーズ2
2003.3.6●山北エリカ『自らが感動して、踊ること!』
女優のくせに喋るのが苦手で。
私はどちらかといえば、踊ったりするほうが好き。
そんな自分に再び気付き、
体や顔の表現を
再び研究することができたライブでした。
この準備期間中、
様々なできごとがありました。
それらが、「表現とは何か」
考えるきっかけとなりました。
感じることを全く拒否してしまった人間を、目の当たりにしたこと。
「精一杯感じられるだけ、感じていよう」
そんな想いのつまった、エネルギッシュな踊りに感動したこと。
私は今まで、
「どんな風に踊りたいか?」
「ダンサーじゃないから、綺麗に踊ってもしょうがない」
などと、葛藤してきた。
でも、それらが少しだけ見えてきた。
舞台上で、
女優として、感動させるには、
自らが感動して、踊ることだと思う!
それがわかって、実際に試すことのできた
今回のライブは、
本当に良かったと思う。
これからも、
こうやってもっと演技について研究していきたい。