『この道の果て』キャストの想い

名前をクリックすると、その団員の想いが読めます。




梨奈/如月未歩

男1/サトウ☆キイチ
男2/星野晃之
男3/野村正太
男4/落合宏則
男5/福澤拓
男6/藤田祥令
男7(工藤)/橋場輝

母/橋田志乃舞
孝司/大井川政典
早苗/橋本真美
八重子/山北エリカ
久美子/紺屋友里
真澄/椎名結実
くるみ/楠木なずな

梨奈の上司/野村陽治
梨奈の恋人/松本航介
梨奈の母/望月碧

梨奈/如月未歩
10周年。
気が付けば10周年だったというのが正直な感想です。
今でも私は、「劇団何年目?」と聞かれると、考えなくちゃわからないくらい、年数というものを意識していないから。
だから、いつでも不安。
「ちゃんと伝わるように演じてる だろうか」「気持ちにウソはないだろうか」
満足できた演技なんて、一度もない。当たり前かf^_^;
今回もやっぱり、同じ事を考えるな…
私が演じるリナは、派手な動きがないぶん、気持ちの起伏が激しい。
それも、周りの人間を見て自分で思いこんだり、人に言われて気が付いたり…といろんな気持ちの変化が盛りだくさん(笑)
でもこれって、普段みんなが経験してる事だと思うんだ。
きっと、観に来てくれるお客さんの中にも、同じ経験をしてる人がきっといると思う。
そんな人たちに 、芝居の中でリナと一緒に気付いてもらいたい。
「あなたを見てる人はちゃんといるよ」って。
人間みんな、一人じゃないんだよって。
そこまでは無理だったとしても、一揆の芝居を観て
「なんか分からないけど、明るい気持ちになった」って思ってもらえれば、すごく嬉しいな♪
そう思ってもらうためにも、まず私自身が楽しんで演じること。
私自身が人を信 じて、人を大好きでいることだと思ってます。
みなさん、芝居ももちろんですが、一揆の愉快な仲間たちもお楽しみに、
ぜひぜひ10周年公演、来て下さいね!
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男1/サトウ☆キイチ
入団したのは10年前でした(あたり前か…)
16才でした。今は26です。(あたり前か…)
昔よりちょっぴりテレなくなりましたが
今でもちょっぴり人前に立つのはテレます。。。
一時は9人だった団員が今は34人にもなって
一番年下だったはずのオイラも「オッサン」のグループに近づいてきました。。。
でも気持ちはいつもルーキーです。
10周年記念公演は「サトウ☆キイチ」
大ばくはつしますのでみなさん
観に来て下さいね…
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男3/野村正太
さ―やるぞ!
目の前は千人!あたまんなかは5万人!
今回男3で出るしょうたです。
男3てど―しよもないぐらいやな奴なんだな―(T_T)
絶対こんな人間にはなりたくない!
いや〜演じるのが楽しみだわ(⌒O⌒)/
どれだけ他の役者を引き立たせるか、 常にお客さんにどうみられてるかを考えてやりまする(*^o^*)
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男4/落合宏則
自分の役どころは、かなりひどいことをするし、
上官の前ではまじめそうに見せてお いて 裏では部下に鬱憤をぶつけているひどい男です。
そんな男がいるから、軍人の中でも 心優しい男や、農家の人々が引き立って見えるんだろうと思います。
台本を読んで自分が 感動したことが、お客さんに伝わるように精一杯「悪」になります!!
個人的には、自分の中にこの役のような男の感情はきっとあるんだろうとなんとなく思うので、
それをみてみるのも面白いかもしれないと思っています。
スポーツをやっていた時は自分の体を使って
体のいろんな部分とかの可能性とかを試す楽しさがあったけど、
自分の感情を使って色々試すというのはそういえばほとんどしたことが無かった気がするので
今回はそのへんを色々楽しみながらやりたいです!
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男5/福澤拓
なんといっても役者としての初舞台!
観衆の前で演技をするなんて、高校の学園祭以来かな?(ちなみにその時の役は遠山の金さん…)
しかも、2日で千人の大舞台ときたもんだァ!
ロシア留学や海外ツアー添乗で海を越え数々の修羅場?をふんでクソ度胸をつけてきた私でも、緊張と期待とで自然と胸の鼓動が高まります。
さらに自分の役は、前作「ジャンクション」には無い新たな軍人の役。
どーなるんだろ〜なんて思ってて、置戸に行く車の中で出来上がった台本読んだら、とたんにマッツァオです。
な、なんと壮絶な…
軍隊という組織の非人間性を体現する、キューブリックの「フルメタル・ジャケット」のある役を彷彿とさせる、このシーン!
これは100ぺんくらいダメ出しくらっても、文字通り“体当たり”で演らなきゃならんぞぉ〜!
思わず武者震いするタクでした。
他にも、前作からさらに加えられたシーンや台詞ひとつひとつが、味わい深く散りばめられています。
打ちのめされてる主人公に、農家のお母さんが投げかけるこの台詞、
「いやなことはみんな、ここに置いていきな!」 これもイイ〜!
長い東京暮らしもキャリアも投げ捨てて、ふるさと北海道に帰ってきた自分の心境にもグッッとくるものがあります。
実際に舞台となる農家のモデルとなった置戸で過ごして、台本全体を読んでみて、
前作より「人間の幸せとは何か、人間を幸せにする組織(人間集団・人間関係 )ってどんなものか」
という問いかけが、くっきり現れてきてるように思うし、 観た人それぞれの思いに突き刺さるような作品になると思います。
…って、俺らがそういう作品に仕上げるんじゃん!マジで!
今まで自分の味わってきた、つらい思い、うれしい気持ち、全てぶつけられる芝居だと思いました。
いや、そうでなくては舞台に立って演じきれない!
全力の自分で役にぶつかりたいし、だから自分につながるすべての人に観せたい。
そのために役作りも宣伝も頑張りたいと思います。
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男6/藤田祥令
これからの人生の支えになるような演劇にしていきたいです。
楽しみにしていてください。
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男7(工藤)/橋場輝
出来たての台本を読んで鳥肌が立った。
前作「ジャンクション」よりパワーアップしている!
それは何処か?は観てのお楽しみ。
台本を読みながら、サンプラザでの演技をイメージする毎日です。
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母/橋田志乃舞
誕生日に当たる8月11日の朝方に原稿を書き上げた時から、
これは、いい芝居 になる!≠ニ手ごたえを感じていた私には、
オーディションで決定している役者達が 、実際、舞台で演じている夢を見て、
書いている最中から、幕の向こうのお客さんの涙と満場の拍手の中、
劇団員が輪になって泣いて喜んでいる姿が、すでに見えています。
自信は全くないのに、本番までにやらねばならないことは数多くあるというのに 、
この不思議なイメージの連続は私自身を励まし続けてくれました。
たぶん、私が必死に書いている間、団員も必死に準備をしてくれているのが分かっていたから、
そんな予感を持つことが出来たのだと思います。

こんなに劇団員が成長してくれた裏に、
今まで観客のみなさんの支えがある、と いうことをハッキリと感じています。
夢は叶えるために在る。
いまこそ、この言葉を実現するために頑張ります。
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早苗/橋本真美
『この道の果て』で、このメンバーで、10周年公演をうてること、うれしくてたまりません。
数少ない旗揚げからのメンバーの一人として、今まで応援してくれた方々、
一揆を好きになって入団してきた団員、
そして本番当日観にきてくれるお客さんと、
感動をともにできる芝居をつくるのみ!がんばります!
いまこそ、この言葉を実現するために頑張ります。
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八重子/山北エリカ
社会人になって5年が過ぎました。
つい最近まで仕事やめたいと思ってました。
働いている意義がわからないというか、生き甲斐を感じないというか…
会社にいる時間が苦痛でならなかったからです。
今回の脚本を読んで、私と同じように仕事で悩み、自立神経失調症になった主人公に共感しました。
この社会で真面目に生きようとしたら、きっと私もこうなるだろうなと思いました。
だけど…私には、社会で生きる辛さを舞台で訴えることができる。
だから、私ができる限りこの舞台で訴えていきたいと思いました。
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久美子/紺屋友里
ジャンクションはすごく思い入れがあり初めて3年前に主演をやった作品です。
前回は梨菜、今回は久美子と役をもらいました。
一人一人の個性や感情がわかりやすく描かれて、違う角度からジャンクションという芝居を考えさせられ毎日の稽古がとても楽しい。
人間とは何が一番大切なのか?すごく考えさせられます。
1 0周年公演…私も入団してあっという間に7年色々ありましたが、楽しみながら思いっきり芝居します。
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真澄/椎名結実
『この道の果て』の台本を読んだ。
前回の『ジャンクション』とはまた変わっていて、その変わっているところがすごい。
前回よりもいっそう登場人物が深く絡まっている。
ちょっとした台詞や設定の違いが、ラストに向けて鋭く展開していく。
誰でもがふと考える「生きる意味」を、国や世界や歴史の展開の中で捉えた芝居だ。
そうだ、もっと大事な問いのはずなんだ。
「私は何のために生きているんだろう?」を、
真っ正面から考えることができないのは、
なぜ?
きっと多くの人がなんとなく接している、このさりげない不安を形にして届けたい。
見ることができれば、
考えることもできるはずだから。
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くるみ/楠木なずな
今回の公演でくるみ役をやらせて頂きます。楠木です。
私は今回が公演初舞台な訳ですが、正直な話、未だに舞台に立てるという実感がほとんど無く、不思議な気持ちなのです。
ただ、自分の中で1日ごとに役一人ひとりのイメージ・回りに見える風景が、鮮明に、色鮮やかになってきています。
今まで、がむしゃらに「舞台に立つ」という漠然とした目標だった私。台本を読 みながら不安になったり、楽しみになってみたりと、今だって目標自体は変わっ て無いけれど、それでも、なんだかとても楽しみで、ヒマさえあれば台本を手に とっています。
まだまだ新人で至らない部分も数多くありますが、気持ちだけは誰にも負けませ ん。九月には「まだまだ新人」ではなく「頑張る新人」となれるように精一杯努 力していきますので、どうぞよろしくお願いします☆
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梨奈の恋人/松本航介
原稿を読み終えてすぐに感じたことは、「なんて難しい芝居なんだ!」ということ。
自分の台詞を何となく読んでみると、その想いはさらに強まる。
さすが本公演、一筋縄ではいかないらしい。
どれだけ稽古しても足りないような漠然とした不安。正直、かなりのプレッシャーだ。
しかし、裏を返せば、その不安は、うまくやりたい!ということ。
自分の演技で1000人のお客さんを感動させる…!
それまで感動する側だった人間が今度は感動させるのだ。
気合い入りまくり!
今は、とにかく早く稽古したい!という想いで一杯。
確かに、苦しい稽古になるだろう。
けど、その先には、お客さんの、そして自分の感動が待っている!
不安はあるけれど、みんなと一緒にがんばっていきたいと思っています。
当日は、精一杯演じますので、どうぞよろしくお願いします!
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梨奈の母/望月碧
今、あなたは自分自身のありのままを、
身内の、恋人の、友人のありのままを受け止めることができますか?
ありのままを受け止めるということは、決して「甘えさせる」ということではなく、
逆に、強さを与えることだと思います。
「見栄を張らなくても無理をしなくてもいい、あなたの存在が大切なのだ」
と言えたなら、感じられたなら、 こんな勇気の湧くことがあるでしょうか。
劇団一揆の10周年記念公演「この道の果て」は、命を奪い合うテロや戦争をテーマにする一方で、
等身大の一人の女性が、懸命に模索し生きる姿を浮き彫りにしています。
その女性は、きっとあなたの隣にいる人であったり、あなた自身であると思うのです。
「不器用に生きている集団」と公言する私たち劇団一揆ではありますが、
“生きている実感を感じる感性”を研ぎ澄まし、この舞台に挑んでいます。
ぜひ、皆様のお越しをお待ちしております。
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