『山神』公演写真&ストーリー

 閉山された炭鉱町に、若い女性が訪れた―。以前、その町の中学校に通っていたというその女性は、偶然知り合った男性に、病気で働けない悩みを語るうちに、だれにも言うことのできなかった学生時代を明かすことに…。楽しかった中学校の仲間たち―あの炭坑事故以来、バラバラに―その仲間たちは今どうしているのか…。
 だれもが胸に抱く甘酸っぱい初恋の思い出と10代のせつない友情が、ヤマの街を背景に舞台いっぱいにくりひろげられます。ヤマの人々の悲しさと優しさが舞台いっぱいに広がる。


今日子はヤマで不思議なお婆さんに出会う…

田口という男と雨宿りをしながら中学時代の話に…
中学時代に戻ってた今日子…
では一句 …ゾリ
「ズリヤマと、親父の顔は、同じ色」
今日子の俳句
「新緑の、野山に咲いた、友の声」

イモ畑で語り合う
宴会のノリですねぇ。
たかし酒をつげ!
「あー、私の恋は、南の風に乗って走るわ―」
聖子ちゃーん、
今日子ちゃーん
「記憶に、ございませーん」
誰かくる!
すれ違うたかしと今日子…
思い出…青春の1ページ
ヤマで事故だ!
山鳴りが…

たかしの親父は…
水入れないで!
うちの山神さまだ…
話、聞いてやってくれよ
かずお…

帰るよ婆ちゃん…
碑のまわりにズリがいっぱい。
たかし君…
私、山神さまに会ったよ…

私、がんばるから―
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