97年西区文化フェスタ参加作品
常夏の劇団一揆「ぼんおどりミュージカル」

SAPPORO緞帳ライン再燃

第7作 作・演出/橋田志乃舞


舞台こそ人生


上演:1997年2月21日(金)
会場:ターミナルプラザことにPATOS

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ごあいさつ

 本日はお忙しい中、私達の「SAPPORO緞帳ライン」をご覧頂き誠にありがとうございます。
 「毎日が残業でうんざり」「職場にも友達がほしい」「勉強するにもやり甲斐がない」「時間をかけて趣味に打ち込みたい」人の悩みはいろいろです。
 劇団一揆は「社会に生活する人々の心をチクッとつくお芝居を作る」ことをテーマに社会のこうした矛盾と闘う劇団です。
たかが芝居、されど芝居。芝居というものはかくも曲者で、「何もかも捨てようというんじゃない、なのに捨てたくなる。かといって捨てられるはずなどない」そんなジレンマからこのお芝居は生まれました。
 本編の歌にも出てきますが、「いつかこの手で大きな舞台」「いつかこの手でたくさんの客」を夢見る私たちの思いと、ご来場の皆様のそれぞれの願いが一致して、元気がみなぎってきた!と感じていただければ何よりの幸いです。

  劇団代表 橋田志乃舞

ストーリー

ここは札幌のある貧乏劇団の稽古場。
次回公演のために日々奮闘する劇団員たちの姿がそこにある。
公演三週間前ともなれば、芝居作りにも様々な問題が浮上してくるが、若くて小さな劇団では、その問題点さえも若く、苦くも甘いもの。
役を降ろされて悩み、人間関係で悩み、生活で悩み、将来を見つめてはまた悩む。
しかしその悩みこそが、団員たちにとって芝居に勝るとも劣らないドラマなのだ。

暑いエネルギーが集結された団旗のもと、一つの芝居を作り上げるため、また日常に縛られず自由に生きるために、今日も団員たちは己の弱さと闘い続ける。
鬼の演出、オカマの制作、華麗なる俳優たち、愉快なスタッフ陣でお贈りする人間模様。笑いを抑えずどうぞご覧あれ!

キャスト&スタッフ

●キャスト

あきら/橋田志乃舞
クニ/木村勝美
泉/如月未歩
理佳/橋本真美
タケシ/サトウキイチ
響子/杉本響
山崎/橋場輝
ジョージ/広岡誠
冴子/柴田英梨子
省吾/野村昌弘
三平/菅生宏明
馬造/MaSa

●スタッフ

演出 橋田志乃舞
演出補 柴田英梨子
舞台監督 木村勝美
舞台監督助手 菅生宏明
効果 広岡誠、サトウキイチ
照明 杉本響、橋本真美
装置 野村昌弘、MaSa
小道具 MaSa
衣裳メイク 如月未歩
制作 富堂保則、丹美由紀、石川美希子、橋場輝
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