第八回教文演劇フェスティバル参加作品

国破レテ山河アリ

第1作 作/橋田志乃舞


−正直に生きてたら このご時世、疲れるだけだぜ −じゃあ、正直ってなんだよ


上演:1994年7月26日(火)〜28日(木)
会場:教育文化会館小ホール(北1西13)





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ごあいさつ

 皆さん、不況が続く中、クサクサした毎日をお過ごしではないでしょうか? 私たちも、そんな社会の中で欝屈した人生を送る小市民です。
 金がなくてピーピーして、つつましい生活の中、わずかな楽しみを見つけ出そうとしているこの謙虚さ……。ところが、ちまたでは大金を動かすためにやっきになっている人もいるとか。
 このお話は、ぜひそんな金持ちにしかえししたくて作ったお芝居です。
 ほんの少し、私たちと一緒に元気になりませんか?

 団長 橋田志乃舞

ストーリー

 二階堂コーポレーションをもつ二階堂麗子は、国会議員候補として名乗りをあげている。企業として政界に結びつくために画策する麗子の下には、虐げられて働く人々が・・・。
 彼らは、何の権力も持たない弱い労働者だ。しかし、それでも彼らは今、生きている。会社のためではなく、自分のために生きることに目覚めた彼らに、企業の黒い影が忍び寄る。

 社会のトップで生きる者と、底辺で抑圧されている者の闘い、そして真の男女平等とは何か。ホモ、レズ、オカマが入り乱れて巻き起こすコメディータッチのサスペンスフィクション!
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